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2009年11月10日 (火)

ルビは正しいか?

ルビは、ルビ様と敬称をつけたいくらいです。自分で目で読む分には、気にならない字が、声に出すと、読み方がわからない。地名、人名、読み方に迷う漢字、数えあげたらきりがありません。辞書をひいたり、パソコンで検索したり調べるんだけど、かなりの手間がかかります。ルビが振ってあれば、何の疑問もなく、その通りに読むんだけど、ルビは誰が振ってるんだろう。全部、著者とも思えないから、編集者なんでしょうかね。

先だって、面白い記事を見つけました。北川和彦氏の「点辞館コラム」。川端康成の雪国の冒頭、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」 国境は、コッキョウか、クニザカイかというものです。斉藤孝の「声に出して読みたい日本語」は、当初、コッキョウのルビだったのに、クニザカイにかわったそうです。辞書の用例についても触れてます。へえ、そうなんだ。数十年前になるけど、国語の授業では、コッキョウだったなあ。でも、今、どちらがしっくり来るかといえば、クニザカイです。北川氏は、「いずれにせよ、日本国語大辞典(第2版)が、『雪国』の用例を削除したことは、重く受け止めなければならないと思います。したがって音訳・点訳者としては、原本にルビがないときは「こっきょう」「くにざかい」両方を容認していくべきでしょう。校正の対象にはならなくなったと思います」と結んでます。

ルビが振ってあったら、勿論、その通りに読むけど、う~ん、こうなると、ルビもねえ。ルビ様に大変失礼ではありますが。「雪国」を音訳する事なぞ間違ってもないけど、川端康成さま、「国境」はどう読めばいいんでしょうか。

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