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2008年11月29日 (土)

渡辺治右衛門

次に音訳する本の下調べをしています。時代は、昭和初期。その時代の流行歌やら、時代めいた言葉も出てきます。かなりルビが振ってはあるんだけど、調べないとわからないことは沢山ある。始めたばかりで、まだまだ時間がかかります。

12月初めに同期勉強会があるので、この冒頭部分を録音して行こうと思いました。話の中に、「渡辺治右衛門」という人名が出てきます。渡辺銀行を経営してた大財閥で、その渡辺氏が開発した土地が日暮里・渡辺町との事。場所の説明で、1回出てくるだけの人名です。何も考えずに、渡辺治右衛門という漢字表記を音にしました。「ワタナベジウエモン」。何回か読んでるうちに、あれ、変だぞと気がつきました。これはワタナベジエモンだ。石川五右衛門、荒木又右衛門と一緒だものね。念のため、検索したら、やはり、ワタナベジエモンでした。

今は、右という音が消えちゃったけど、昔はゥエと、ウの音が出てたのかな。微妙にゥエなんて音にしたら、校正でかかるに違いない。同じ右衛門でも、右衛門佐は、右が第一音だから、ウエモンノスケと、ウの音が明確に出さなきゃいけない。ややこしいなあ。いろいろ検索したんで、大富豪の渡辺治右衛門氏と、すっかり、お友達になったような気分です。渡辺氏は昭和大恐慌で、破綻してしまったそうですけどね。小説の中のことだから、真偽の程はわかりませんが、初期の渡辺町は、何々寓という表札が多くて、お妾さん横丁とよばれていたそうな。

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