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2007年9月 9日 (日)

時は過ぎてゆく

先日、大事な取引先の社長から電話をいただきました。25年前くらいから知ってる方です。当社に関係ある担当役員が替るので、用事かたがた、ご挨拶に伺いたいとのこと。前日に連絡をいただきました。生憎、我家はその日は2人とも予定が入ってます。県中部にある会社です。たぶん、1日かけて、こっち方面の会社回りをするんだろう。「誠に申し訳ありません」とお詫びして、その新役員が持ってくる書類は、こちらから、当地の事務所に取りに行く手はずにしました。

それでも、昨日朝、9時早々に、気をつかって、事務所の担当者から電話をいただきました。
「書類お持ちしますけど、何時ごろがいいでしょうか」とのこと。いえいえ、こちらから出向きます。車で行けば5分ぐらいの距離です。取りに行く旨伝えたら
「事務所の場所わかりますか。こんな形の建物で、こんな色の屋根です・・・」と教えてくれました。「はい、承知してますので」と答えたものの、憮然。そういう距離感になっちゃったんだ。考えてみたら、今、その事務所にいる方の顔、まったく知りません。生え抜きの方は何年か前に亡くなったり、年で辞められたり・・・
その事務所の建ってる所、我家にとっては庭みたいなものというと、ホラ吹きすぎだな。広い敷地の中にその事務所はあります。その広い土地の話をまとめるについては、当社の先代が微力ながらいろいろ力になったのよ、というと恩着せがましくなるけどね。
それで、御社の社長さんは、今でも気を使ってくださってるんだけど、ここ数年のうちに入ったあなたはそんなこと知らないもんねえ。親切心から出た言葉だろうとわかっているんだけど、土着の住民が、新入りのもんに山の名前を教えてもらった気分。

だんだん、そういう風になっていくんだ。でもさ、文句を言いたかないけど、貰いにいく書類の中身で、相手がどんな立場の人か分からないかい?その書類について、一応の説明をする役目だったんだしさ。
帰ってきた相方に話したら、「まあ、そういうもんだ」と至極アッサリしてました。直接言われたのと、話として聞いた人の差ですね。なんだか、大年寄りになった気分です。

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