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2007年6月23日 (土)

長岡輝子のCD

図書館からCDを借りてました。宮沢賢治の作品を長岡輝子が読んでいるものです。これが絶品。

先日のNHKのラジオ文芸館で、地元・岩手のアナウンサーが岩手弁で「永訣の朝」を読んでました。何か違和感があって、すっきりしませんでした。ちょうど同じ作品を読んでる長岡輝子のCDを見つけたので、これは聞いてみようと借りてきました。
これはほんとにスゴイ。アナウンサーの読みとは雲泥の差です。素人の私が聞いてもそう思う。ほんとに「永訣の朝」の世界。

「なめとこ山の熊」の話も入ってます。ここでレベルの低い話をするのは気が引けますが、この中の一部分は、通信講座の課題になっていたので私も読みました。悪戦苦闘したので、一言一句馴染み深いものです。それが彼女の手にかかると全く別の世界。岩手弁で読んでます。聞いてると、宮沢賢治は、こういう風に頭に浮かんで、それを書いていったんだろうなと思います。熊の親子の会話とか、小十郎の心の動きとか、見事というしかない。それでいて「どうだ」という感じは全くなく、自然で、彼女の息遣いさえいきいきと感じられます。

天下の長岡輝子と比べるなんてトンデモナイ話ですが、同じ文章を読んでるのに、どうしてこんなに違うんでしょうね。いやいや、ラジオ文芸館で「永訣の朝」を読んだアナウンサーも同じことを思うに違いない(それに彼らはプロのアナウンサーだから、もっと強く感じるかもしれない)。

あまりに、長岡輝子のCDはすごい。これから宮沢賢治の作品を読んで、これを超えるものは出て来ないような気がします。

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