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2007年3月27日 (火)

読解力不足

今日は雑誌部の勉強会です。課題のテープ、時間をかけて作ったのに、昨日、意味の取り違えをしていることに気がついて、慌てて作り直しました。

「啄木の腕の中へ身をあずけて、言葉のいらない時間を過ごすべく、節子は雪道を急ぎ足で行く」・・・・澤地久枝の、「愛の永遠を信じたく候」の中の一文です(読点、原文どおり)。私の頭の中では、啄木の腕の中へ身をあずけて歩いている節子の姿が最初に浮かんでしまいました。何回読んでも、そのイメージのまま。黙読も充分したつもりなのにねえ。

昨日、これで、明日持っていくテープもできたしと思ってたら、あれ、雪道の中を歩いてるのは節子ひとりだよと気がつきました。啄木は逢引の場所で待ってるんだ(しばらく後に、そういう記述もあります)。
はあ~、間違った意味の切り方をしてます。これはやり直さなきゃ仕方がない。ちゃんと読むように日頃言われてるけど、何となく言葉が素通りしてました。今回、身にしみました。勉強会を欠席しても、大きな収穫があったといってもいいくらい。ひとつの単語を間違って読む誤読だけじゃなく、意味を取り違える誤読もあるんだ。

もうひとつ、単純ミスをするところでした。
「一の姉サダの婚家先」という言葉があるんですが、長姉の意味だと思って、「イチノアネ」と黙読しました。石川啄木の名前、石川一(イシカワハジメ)なんで「ハジメノアネ」なんですよね。危ない所だったよ~

全体の勉強会、初めてなので、どういう具合にすすめるのかわかりません。どっちにしても、一番駆け出しだからヘタッピイで当然。勉強してきま~す。

どうせなんだからと、「愛の永遠を信じたく候」読みました。ある程度は知ってたけど、啄木、どうしようもない生活破綻者だ。題名も、「信じて候」じゃなく、「信じたく候」だものね。この本を読んで初めて、節子が結婚前は裕福な生活をしていたことを知りました。あの時代、あの場所で、ミッションスクールに行き、ピアノをひき、バイオリンをひく少女だったそうです。結婚前と後の落差がすごい。もっとも、お嬢さんだから、そういう生活に飛び込んでいけたのかな。強烈な個性や、才能ある人と結婚すると大変だ。その上、生活破綻者だし~
啄木なき後、節子におこったいわれなき醜聞騒ぎも書かれてます(澤地久枝は、いわれなきという立場です)。ほんと、いろいろあったのねえ。

今更テープを聞いて間違いを見つけてももうやり直しはできないので、このまま持って行きます。

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